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2008年2月20日 (水)

LS合格体験記研究

ロースクールのに合格した合格体験記を読むと、誰もが言うのは「旧司法の勉強で充分です」。
しかしこれは正確には、本当は旧司法を合格したかったけれど合格しなかったからロースクールに行きました、というのが実情で、はっきり言ってしまえば在学不合格体験記に他なりません。

もっといえば、ロースクール用の講座など存在しないのですから、旧司法の講座をとってそれで勉強するしかないわけです。

もうひとつ気になるのは、ロースクールはほとんどが論文試験に対して、合格体験記に多く見られるパターンはロースクール入試に関してそれほど合理的な勉強を実践していないような気がするのです。
というのも、旧司法は択一→論文という流れがありますから初学者はまず択一の勉強をしなくてはならないわけです。しかし択一試験もそう簡単ではないのですから、結局は論文対策に行く前にロースクールに受かってしまったという人が多いのではないかという印象を受けるのです。

[合格体験記によく見られる類型]
入門講座(1年間):ろくに勉強をしなかった(ウソかもしれないけれど……)
@入門時期の答練を受ける人も多い/ほとんど書けなかったとのコメント多し。
論文講座(2年目の最初の半年くらい?):入門の復習に追われた
択一講座(2年目の秋ぐらいから):過去問とかをやった
択一本試験(3年目):話にならなかったor惜しかった
適性試験:なんとなく受けたら相応の点数だった
択一後:あわててLSに向けて勉強/ファイナル答練

こんな流れが非常に多いのですが、そう考えると論文の勉強など正味1年程度しかやっていないんですよ。
具体的には論文講座の予習と一番最初の入門答練と択一不合格後。(全部足して一年ぐらい)
一年の勉強が多いか少ないかはさておき、3年に対して1年の論文対策はやはり少ないと言うべきでしょう。
ましてや、入門期なんてろくに勉強もしていない上に、論文講座もほとんどついていけないというコメントが多いから1年もろくにやっていない……と思ってしまいます。(ホントは余裕でわかってるのかもしれないけど)

これらを読んで、ロースクールに行きたい人が合格体験記を参考にまったく同じスケジュールを採るのはあまり賢いことではありません。
例えば慶應は論文試験と択一が旧司法と同様にありますが、明らかに論文の比重が高いのです。それにも関わらず、上記スケジュールを真似ると択一に重きを置くことになり、決して合理的と言うことはできません。
過去の合格者が択一にあてた時間もなるべく論文にあて、択一の学習は最低限に抑えるべきでしょう。
ましてや自分の受験する学校が択一試験もないのなら、なおさらそうでしょう。

☆ ☆ ☆

ここで、なんだロースクールなんて簡単じゃないかと思う前に幾つか考えてみましょう。

①:択一試験が実は論文対策になっていた
同じ法学ですから、やればやっただけいいのは間違いありません。
しかし論文対策をしたほうが近道に違いありません。

②:入門期は勉強をしなかった/講義についていけなかった、がウソ
この可能性は高いので、楽な情報は全てウソをみなすことにしましょう。
おそらく勉強をしていた時期の勉強に比べ、振り返ってみるとあの頃は大してやってなかったぐらいのものでしょう。
私も受かったら、この時期は何もやってなかったとか大嘘をつくかもしれませんし(笑)。

③:実はポテンシャルが高かった
これはどうしようもない。自分がバカでないことを信じましょう。

④:択一試験を本気で受かろうとか思って真剣にやったのがよかった
私はコレかなーと思っているのですが、だらだら合理的な勉強を続けるより、多少遠回りでも死ぬ気でやったほうが能力が伸びるということは充分に考えられます。


あまり実益の感じられない考察でしたが、以上を踏まえた私の勉強をプランを提示してみます。


<入門期>
[合格者]
1年かけて、あまり勉強しない
[そこで]
DVDで一気に三ヶ月で見てしまう。どうせ合格者も勉強していないのだからこんな無駄な時期は一瞬で終わらせるべきです。
[実際(私は)]
私もDVDで一瞬で済ませました。

<論文講座期>
[合格者]
入門の復習は終わっていないので必死に予習
[そこで]
提案①:自分のペースで見ることのできるDVDを選択し、論文講座1コマの予習に必要な入門期の勉強をやる(例えば論文①回に必要な予習が入門①・②に該当するならそこを一端復習してから論文①の講座をきく)

提案②:12ヶ月から入門DVDに使った月をひいて、残りを復習にあて、合計で12ヶ月になった時に論文講座をとる
[実際(私は)]
形式としては②ですけど、論文講座をとる気はあまりないです。
私は入門講座が終わった後は問題集の問題を解くのに必要な範囲で入門講座のテキストとかを見直したりしました。

<択一講座期>
[合格者]
択一の勉強をしている
[そこで]
論文の勉強をもう一回する。
答練を受けてみる。
他の予備校の論文講座を受けてみる。
適性試験の勉強をする
問題集をひとつ潰してみる。    などなどが考えられます。
[実際(私は)]
まだその時期ではありませんが、適性試験の勉強をするつもりです。

この計画の危ないところ。
×計画自体に余裕を作ってあるので必死さが生まれないかもしれない
(論文対策を何回もやれるようになっている反面……)
もっとも、そんな根性論を持ち出すぐらいなら今すぐ次の短答でも何でも申し込んで必死にやればいいのであって、計画の段階から火事場の馬鹿力を期待しているようでは計画倒れが見えているというものです。

×ロースクールの択一で足きりに遭う可能性がある
こっちが大問題ですが、考えられる対策としては……
①択一のある学校は受験しない/適性に賭け、国立単願
②ひとつだけ問題集をやる
③過去問だけ潰しておく
④入門講座で択一プロパーの知識もきちんと見ておく
ぐらいが考えられます。
私は①&③の併用でいこうと思っています。(択一の重要度の低いところや、論文のみの学校を織り交ぜておく)


@こんな感じでどうでしょうか。

今日は4時に目が覚めてしまったので、長い記事を頑張って書いてみました。
合格しますように!(@現在勉強をはじめてもうすぐ一年が経とうとしています)

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コメント

こ、こんにvひは。はじめますて。

ぼ、ぼくなら
①公務員試験対策問題集を片っ端から解く
②旧司択一を答練段階から受ける。
 (解説がプロっぽいので、頭に入る。
  知識瞬殺範囲を広げて応用範囲にも
  頭を使う訓練をするため)

3月頭から毎週択一答練に通い、4月
下旬の模試にも出て、問題を繰り返し
解き、解説を読む。
そのまえに、2/21までに旧司に出願!
あ、一般教養終了してない?
もう、今年からは旧司専願講座はない
ので、最後のチャンスだ。


と、さる方がおっしゃっていたのを
思い出しました。べてみたいでした

のりこさんなら、今のまま続けていれば絶対ロースクール合格しますよ。ブログで頭の良さが伝わってきます。(お世辞じゃなくてホントに)

/さるべてさん
締め切りが今日じゃないですか!(笑
出願結構早いんですね~。

/がくさん
LS入試って模試も何もないからすごく不安が募るんですよね。ですから、がくさんのようなコメントは本当に励みになります。ありがとうございます。

来年のこの時期には、GNPを上げ
TO系英語テストの数値を跳ね上げ
いよいよ適性にいざ進まんという
状態すね。それまでに既習論文対策
を終えておこうと。
お見事です。
択一のない国立単願志向でGO!

さる、べての方は今日桜田門に嘆願書
を持ち込むようです。

/ばれてるさん
そんな状態でしたら、ベストですね!
残念ながらGNPはあまり望ましくない状態ですが。

>さる、べて~
もしかして以前私が発言したことを根にもっていらっしゃるのでしょうか(笑)。

もう三回ですね。

新しいお友達が増えて良かったですね。
う・え・お と ばれてる さんとか。
(笑)

とりあえず、ロー入学まではどんな
勉強でもお任せするとして、入学後
新司法まで2年間しかなく、かなり
忙しいみたいなので、法律系の基礎的
ストックを持っていく必要がありそう
ですね。

現役ロー生とか、新司法合格者から
アドバイスほしいですね。でも、彼ら
彼女らそれどころじゃないからなぁ。

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