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2008年8月14日 (木)

入門講座後の学習

柴田クラスの入門講座が聴き終わりました。さあ、どうしましょうという話をします。
といっても、何をやるかは人それぞれだと思うので、私の経験談を中心に書いていきます。

私は、入門講座後は[基礎編]を予習も復習もしないでさっさと聞き終えた後は、[論点編]をまた憲法から聴きました。これも、予習も復習もしないでさっさと聴き終えました。
それが終わった後は、論基礎を自習教材として使い、空いた時間はひたすら論証を読んでいました。
空いた時間というのは、寝る前や電車の移動中、退屈な講義の時間、学校の休み時間、朝起きて目が覚めるまで、などなどです。
今思うと、よくあんなに退屈な作業をひたすらやったなと思うくらいです。

もっとも、機械的合格法では、入門直後はすぐに択一過去問というプランが提示されていますが、個人的には論文対策をやったほうがいいと思います。

というのも、
①多くの受講生は旧司法ではなくロースクールを受験することになるというのが一つです。
ロースクールは学校にもよりますが、概ね論文です。それに試験が同時である以上は配点が重いであろう論文をやらざるをえません。今年は択一だけでも……なんて全然意味がないのです。

②次に、択一は重く、難しいこと。
過去問をみればわかりますが、すごく分厚いです。択一から手をつけると、択一がこなせなかったときに、論文はまったくの手つかずで受験することになって、最悪の結果になります。
また、択一の過去問は難しいです。すくなくとも柴田先生の講座を受けた直後では、残念ながらほとんど解けないと思います。実際、私も択一をなんとなく解いてみたところ、解説があまりにわからず、疑問が疑問を呼び、さっさと諦めてしまいました。
それから、勉強が進めば、択一を解いた時にどういう能力が必要なのかある程度わかるし、聞いている部分もなんとなくわかるはずです。ところが、入門の知識も定着していないときに、いきなり問題を解くと、わけのわからない箇所にマーカーをひいたり、覚えなくていいものを覚えたりして明後日の方向へ進みがちです。
あとは、刑法の過去問は事務処理能力が問われるから適性に役立つというような話がありますが、そんなことするなら適性試験の勉強をしたほうがいいです。

③最後に、論文の勉強はわかりやすいことが挙げられます。
論文の勉強といえば、まずは論点を理解して、論証を書けるようにすることからはじまるのだと思います。
少なくとも論基礎はそういうコンセプトで書かれた問題集だと思います。
論点の理解は講義があるからいいとして、問題となるのは論証の記憶・理解です。
とはいっても、論証自体が説明ですし、講義も受けているのですからさっぱりわからないということはないと思います。さっぱりわからないなら講義を聴きなおせばいいのだと思います。
ちなみに、わからないからといって基本書を紐解いてみても、論点について予備校のように詳しい解説があることはまずありません。講義を聴きなおすか、予備校の参考書を買うのがいいと思います。
では、覚えるほうはどうかというと、これも特に障害はありません。論文にそのまま書くわけですから、ある程度ポイントはあるにしても、覚える対象となる文章をそのまま再現できればいいのですから、何をやっていいのかわからない、どこを覚えればいいのかわからない、なんていうことはないと思います。


じゃあ論基礎が終わったら何をすればいいか。
はっきり言ってしまうと、論基礎はおそらく終わらない(完璧にはならない)と思います。
ですから、ある程度期間を決めて集中して学習したら、次のステップにうつってしまうのがいいと思います。
期間は1年ぐらいで、その間に論基礎を各科目3周ぐらいがいいと思います。私はもう少しやった(まわした)と思いますが、基本的に浅くやっているので、あんまり回数は参考にならないと思います。

私は、論基礎をロー入試までひたすらやろうと思っていましたが、飽きてしまったので、結果として1年弱ぐらいでやめてしまった感じです。それで択一の過去問をやったりしました。論基礎をみっちりやっていれば、条文+(論基礎や講義で覚えた)判例の知識などで対応できるものがほとんどだと思います。対応できるというのは、解けるのではなく、解説読んでなんとか理解できる、考える方向性ぐらいはわかる、ぐらいのものです。


最後に、答練について。
入門講座が終わって論基礎に入ったらすぐに答練を申し込むといいと思います。
答練は週1のペースのがあると思うので、それをとって、毎週定期考査があると思って、必死に勉強するといいと思います。与えられた168時間を答練に間に合わせるために配分したり色々やってみるのです。
ただ、答練はだらだら進む(六法をまわすのに週1だと半年もかかる!)ので、①まずは答練の範囲をこなせるようにして(答練の範囲内で1度も触れてない部分があるのは最悪)、②次にその範囲内から出題される答練を解くことを目標として、それができたら(ある程度一喜一憂できるようになったら)③答練のペースを越えてもっと早く学習するといいと思います。

ちなみに私は①を最初の目標に設定し、どうせ答練の問題は解けないと思ったのでパンフレットだけもらってスケジュールの部分を手帳に書き込んで、それをペースメーカーにしていました。それができるようになったら、答練のペースよりやや早く、勉強の計画を立てていました。やっていたことは前述したように、論証の読み込みと論基礎の読み込みだけです。鉛筆もマーカーもほとんど使わなかったと思います。ずっと読んでいました。

それで実際、答練を受けて思ったのですが、問題は難易度の低い答練を選べばかなり簡単です。
論基礎の問題とほとんど似たような問題が出ます。
私が初めて受けた答練では(勉強をはじめて1年以上経っていたときですが)、憲法の問題でそのまんま判例の問題出たので、だいぶ難易度は低く設定してあるのだと思います。論証の確認としては最適ではないかと思います。
だから、範囲さえこなせれば、答練で2時間座っているだけなんていうことはないと思います。どうしようもなかったら、さっさと退室してしまいましょう。受けるか受けないかうじうじ迷っているぐらいなら、面倒だったら休めばいいやという感覚で受講してしまうのがいいと思います。勉強がすすんでいないときは答練を受けるのも億劫だと思いますが、これも面倒だったらすぐに退室すればいいやと思っていけばいいんだと思います。

そんなわけで、まとめると、入門後はすぐに論基礎を頭からはじめる。わからないところは随時、講義を聴きなおしたり参考書を見たりしましょう。柴田先生は書籍が多いので、自習の際にとても便利だと思います。
入門講義シリーズは本当に講義とあんまり変わらないです。具体例とか笑い話も一緒だったりするときがあります。
そして、一定の時期が経ち、ある程度自信がついたら(飽きたら)、択一なり論文の過去問なり好きなことをやればいいんだと思います。


せっかく柴田クラスを受けているので、色々有益な情報をのせたいのですが、いかんせんニーズがわからないので、何か聴きたいことでもあればメールでもコメントでも、くれたらと思います。

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柴田クラス」カテゴリの記事

コメント

私は動物看護師になるにはどうすればいいか?ばかり考えています。
柴田先生素敵ですね。

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