勉強法

2009年10月 1日 (木)

集中力をあげる方法

集中力をあげる方法というよりは集中力を持ち直す方法という感じですが、似たようなものなので一般的な言い回しにしておきました。
集中力がきれるときって徐々にきれていってなくなるのでしょうか、それともふっとなくなってしまうものなのでしょうか。考えてみると、案外どっちかわからない。というのも、気がついたら集中力がなくなってることが多いからです。
いつの間にか、基本書をパラパラ漫画をめくるように手でもてあそんでいたとか、勉強のプランをノートに書いてたとか(笑)、ありますよね~。
そんなとき、ハッ、いま私は何をやってたんだ!!となるわけですが、私の経験上(私だけかもしれませんが)、そのままもう集中力ないし、いいやって感じでぐだぐだやるかさっさと帰ったり、とにかく持ち直そうとしない。

それで、おまじないみたいなものなんですけど、あっ、いま(一瞬)別のこと考えてたな、とか全然関係ないページ読んでたとか、なんとなく集中してないなって思うときあるじゃないですか。時間が妙に気になるとか(笑)。
そういう時に、ノートのはしっこにチェックマークをいれておく。別に○でも×でも自分の名前でもなんでもいいと思いますけど。
そうすると自分が集中力がきれてたことを自覚しますよね。そうすると、あっ、やらなきゃっていう感じでまた集中できる……らしい(そう本に書いてある)。

それで実は私は結構前からこれを知ってて実行してるわけですが、効果は実感として結構あるなって感じです。
皆さんもよかったら採用してみてください。
私は試験中もこれを使ってますよ。試験のときも、ああ疲れたってふと冷静になって周りの受験生をボーっと眺めちゃう時ってあるじゃないですか、だから試験の時でも役立つしなかなかいいんじゃないかとは思います。

2009年4月 8日 (水)

民事訴訟法の定義を攻略する

民事訴訟法の学習では、定義が大切と言われます。

どの科目も定義が大切だと思いますが、特に民事訴訟法において定義が大切と言われるのは、やはり一行問題が出ることから実際に定義を書く必要があるからなんだと思います。
ということは、他の科目とは違って、覚えた定義を正確に書くことができる必要があるわけで、覚えなきゃいけないってことです。

そこで今日は定義を覚えやすくする工夫を紹介したいと思います。


①定義集を作るor用意する
まず覚えるべき定義集を作るか用意するかしましょう。
いちいちテキストから抜き出して定義集をノートに作るのは面倒くさいし、時間が勿体ないので、既に出来上がっているものを用意するのがいいと思います。

そして、覚える定義をまず決めましょう。単語には全て定義があるわけですから、適当にやっていると覚えるべきものが無限に増えていってしまいます。
そこで、市販のものや、予備校の教材、先生に言われたこと……などを参考にしながら、まず覚える範囲を決めます。その意味で、定義集が必要なわけです。

とはいっても、ある程度、勉強をしている人なら、なんとなくこの定義は覚えたほうがよさそうだとかわかると思うので、①の定義集の用意は飛ばしてしまっても構いません。

何もなければかけこみ両訴がお薦め。

②マーカーを用意し、定義の色を決める。
これから、定義に色をつきます。だから色ペンを用意して、定義の色を決めます。
定義の色は、普段は使わないドギツイ色にすることを薦めます。
ドギツイ色にするのは、他の自分が使ってるペンの色とかぶることを防ぐためです。
ここでは便宜的に、普段使っている色を黄色、定義の色をブルーとしたことにしましょう。

③線を引く!!!
そうしたら、まず定義が載っている箇所に線を引きます(塗りつぶし)、黄色で。ブルーではないことに注意!
例えば、当事者とは、訴え又は訴えられることにより判決の名宛人となる者…という部分を黄色で塗りつぶしたとします。そうしたら、その上から、「当事者(とは)」の部分にブルーで下線を引きます。

ここからがポイントです。
それ以降テキストで、「当事者」という単語が出てきたら、すべてブルーで下線をひきます。そこからペンで矢印でもひいて、xxページと「当事者」という単語が載っているページ数を書いておきます。
その書いたページ数もブルーで塗っておきましょう。別に塗らなくてもいいんですけど。
覚えたい単語(定義)について全てこれをやります。

④読むたびに定義を確認する
後はいつも通り、テキストを使います。
ブルー下線が出てきたら、必ず、該当ページ(定義に書いてあるページ)に飛んで、定義を確認します。
見てすぐ元に戻ると、あんまり覚えないと思うので、一回音読するとか、適当にルールを決めておくといいと思います。
一番いいのは毎回毎回、本気で覚えようとすることです。
自信があれば、この定義はこれだなってそらんじてから、該当ページで確認します。
これで、まめに定義を覚えることができます。
後は暗記の苦痛を(ブルーが登場するまでは)忘れて、思う存分考えながらテキストを読めばいいわけです。


これで、大丈夫☆

□注意□
前提として、普通の基本書や予備校テキスト等のような説明のある本を念頭に置いています。
だから例えば「かけこみ両訴」や柴田先生のレジュメのような要点がまとめられているタイプのようなテキストを主に使っている人には、このやり方は(できるかもしれませんけど)あんまり効果がないと思います。
そういう人は問題集だとかそういうのでやってみるといいのではないでしょうか。
C-book、伊藤真の試験対策講座、司法協会の講義案あたりでやるといいんじゃないかと思っています。


-この方法のいいところ-
・テキストを普通に読みながら、暗記も一緒にできる。
・定義だけ勉強したい時は、適当にめくって定義の色だけを探せばよい。
・定義がしっかり載っているところが以外は、定義の色で線がひいてあるだけなので、簡単な問題集にもなる。
・ゆえに、いちいち手で隠す煩雑さもないし、忘れてもすぐに気づくことができる。
・嫌でも繰り返すことになる。
・単語とその定義を瞬間的に変換できないことから生ずる、説明がわからないという現象をかなり避けることができる(これは大きい!)。
・あらゆる文脈で定義に触れることができるため、定義の気づかなかった意味に気づいたりして、理解が深まると同時に覚えやすくなる。
・買ったものの使う用途がなくインクが余ってるペンを消費できる。
・合格する。

2008年12月19日 (金)

ご褒美作戦

よくあるご褒美作戦を実行してみました。

例えば、択一をひとつ解いたら、メールを開いてもよい(受信しても基本的に開かない)。
択一を10問解いたら、読書をする。
論文を解いたら、デザートを食べる。
論文を2問解いたら、店を変える(これは大きい!)。

……などなどをやってみたのですが、全然だめですね。
ご褒美を理由に頑張れないし、疲れてる時は目の前にデザートがあって何もできません。

勉強法の本とかで、割と頻繁に紹介されてますけど、これで成果を出してる人ってすごい。

2008年9月13日 (土)

3つの工夫

身になる勉強にするためには、身になるように工夫することが大切だと思うんです。
計画を立てる時は誰でも工夫をします。いきなり範囲を日数で割ってそれをそのまま日々のノルマにする人なんていませんよね。予備の日を入れたり、想定しうる失敗パターンを予想しながら、つまり工夫しながら計画を立てるわけです。そうやって完成された計画が成功したにしろ失敗したにしろ、何も考えなかったよりはずっとよかったはずです。
ところが、勉強の中身である暗記や理解となると、途端に何も考えず暗記すべき事柄を黙々と書き取ったり、呟いたりする人が多いのです。
そこで、私はこれらのステップにおいても工夫をすることが大切ではないかと思うわけです。

1.計画の工夫
2.暗記の工夫
3.理解の工夫

というわけで以上の3ステップを意識してみましょう。
意識するだけでだいぶ変わると思うのです。
私も自分で考えたやり方であるにも関わらず、これらのことをすっかり忘れて、覚えられないだのわからないだの一人でパニックに陥ることがあります。
でも、その時に、調子のいい時は、いつもこんなやり方をしていたと思い出せれば、概ね解決します。


工夫とは何か。
どうしたら、覚えられるか。どうしたら理解できるかを考えてみることです。
どう考えるかは人それぞれですし、人それぞれやり方の向き不向きがありますから、どうすればいいというのは難しいですが、考えれば少なくとも何も考えないで行動するよりはずっと効率的になると思います。

ヒントとしては、なぜ理解できないのか、なぜ暗記できないのかを考えてみることです。
そうすればこの単語の正確な意味(定義)がわかっていないんじゃないかとかだんだん見えてきます。

最近、わかってるんだかわかってないんだか漫然と勉強することが多いので、より強く意識したいと思って。

2008年8月28日 (木)

論証の覚え方

以前からリクエストのあった論証の覚え方について書きます。
このやり方を実践することで、幾らか覚えやすくなるのではないかと思っております。

1.論証とは何か
私は論証と呼んでいるものには二種類あると思っています。
まずは論証集に載っているもの(広義の論証)。そして、実質的にみて、論証であるもの。

まず広義の論証についてですが、論証が載せられているもの(例えば柴田先生の論基礎など)の中には、単なる知識の論述例のようなものもあります。特に民訴や会社法にこのようなタイプのものが多いと思います。
これらはとりあえず今回は除きます。というか、こういうものはただの説明なので、教科書の記述だと思って何度も読んで、理解して、覚えるものとしかいいようがないです。

次に、今回扱う論証についてです。
法律の答案というのは、事例問題であれば、条文を基礎に問題を解決していきます。
そこで、条文の文言について内容が不明確であったり、結論の妥当性に疑問がある場合などに論証をする必要性が出てくることになります。
つまり、論証は必ず条文の文言と何らかの関わりを持つことになります。
お手持ちの論証集の中でそのような記述がなくとも、条文のどこかの文言を解釈しています。もしくは、条文が存在しないから論証をしているのです。(条文がない、というのも条文にかかわることになります)

論証が終わると、所謂あてはめというものをします。それが終わったら結論を出します。
これで終わりです。
つまり、答案というのは問題提起→論証→あてはめ→結論というステップになるのです。
ですから、論証集に載っていたとしても、あてはめの部分に関する論証であれば、それは論証ではないということになります(論証という単語を二通りの意味で使っているので若干わかりにくいですが)。


話がやや前後しますが、論証というのは条文に関連する以上は、条文を使うに際して何か不都合があるときに使うわけです。当たり前ですが、条文通りの処理で何も問題ない場合は論証は必要がなくなります。
ということは、論証を書く以上は必ず何か目的があることになります。
例えば文言が不明確なのであれば、文言の内容をより具体的にすること。要件が漠然としているのであれば、要件を定立すること。ある結論を出すことが目的で、しかもその結論を先だししているのであれば、法律構成自体が目的となることもあるでしょう。

というわけで、論証というのは問題を一人で立てて一人で答える作業に他なりません。

私達はここを覚えたいわけです。

2.実践的に覚える

そうすると覚えないと話にならないのは、問題と答えです。論証のパーツでいうと、条文のどの文言が問題となっていて、そこからどういう規範や結論が導かれるかというところです。
94Ⅱでいえば、まず覚えるべき部分は「第三者とはどこまでをさすのか」という問題提起(問題)と「当事者及びその包括承継人以外の~~第三者」という規範部分(答え)です。

最悪ここだけ覚えおけば「第三者とは、当事者及びその包括承継人以外の~第三者のことである」と決めつけてしまって話を先にすすめることができます。
逆にいえば、他の重要なキーワードをいくら覚えていたとしても、結論が書けなくては話が進みません。
話が進まないということは、そこでペンが止まるわけで、論文答案としてはどうしようもないわけです。
ここはキーワードも何も、フレーズごと丸暗記するしかありません(似たようなものが書ければいいと思いますが)。


次に、覚えるべきは理由付けの部分です。理由がまるでないよりは少しでもあったほうがマシというものです。
ここは論証をじっくり読んで理解した上で、どんなに長い理由もまずは一行で書けるようにしてしまうといいと思います。
理由は主に必要性と許容性の2つからなるものが多いのですが、そこを逆手に強引に抽象化して単語単位の理由にしてしまうといいです。
例えば、債務者保護、取引の安全、法律関係の簡明、法益保護、手続保障などなどです。こういった大原則を頭に叩き込んでおいて、この理由付けの強いて大原則の中でいうとどれだろうと考えて、それをまず覚えてしまうわけです。
そうすると、困った時(思い出せない時)はそのままそれを書けばいいし、何よりも論証の理解の助けになります。

先ほど理由は2つあるものが多いと書きましたが、まともな論証であれば理由付けは抽象化した時に同じものにはならないはずです。
ですから、「***と***の観点から規範(答え)と考える~」という風に書くことになります。
それらが相対立するものであれば(例えば取引の安全と真の権利者保護など)、***と***の調和とか適当に書いておけばよいでしょう。あくまでも覚えやすくすることが主眼ですから、自分なりに適当な単語を使えばいいのです。

なお、意味のわからない(抽象化できない)理由付けは基本的に反対説への批判などが多いので、本質的な部分ではありません。ひとまずは飛ばしてしまいましょう。

これで、問題と答えと簡略化された理由が覚えられました。この段階である程度は実践的な論証になったといえます。

次に、みっちりとした論証を覚えるステップにうつります。
ここまでの段階で論証の構造はわかっているはずですから、あとはキーワードらしいものを拾って、それらから同じような文を作る練習をするのみです。
構造もわかって、簡略化された理由も覚えているのですからこの作業は割と簡単だと思います。
この段階では一語一句覚える必要はないので、同じようなものが書ければその論証は覚えたといってよいのだと思います。

3.保存

では、せっかく覚えて理解した論証を頭に刻み込むためにどこを覚えておけばよいのでしょうか。
それは、問題と答えと簡略化された理由と、その他キーワードです。その他キーワードは覚えておいて、それをもとに本番では論証を作るわけです。
つまり、規範以外はすべて単語で覚えることになります。
ですから、論証のタイトルを言われてて、問題となる条文の文言、規範、簡略された理由付け、キーワードが単語としてぱぱっと出てくればもう完璧なわけです。

4.応用
以上の覚え方を少し応用しますと、ひとまずは問題と規範だけ覚えればなんとかなるわけですから、それらを覚えることを目標とします。
残りのステップは覚えないにしろ、必ずやって論証の構造を理解しておきます。
この作業だとサクサク進みますから、何周かまわすことができます。まわすたびに理由付けを覚えたりして内容を膨らませておけばいいのだと思います。
そうすれば試験が突然やってきたとしても(!)、問題と規範は覚えているわけですから白紙ではなくなります。

さらに、このやり方では最終的に規範以外は単語で覚えるわけですから、巷に出回っている胡散臭い記憶術だとか、中学から慣れ親しんだ(?)英単語の暗記のように覚えられるわけです。
柴田先生が論証の一問一答の問題集を書いているのですが、それを見たときに論証を一問一答にして覚えられるかアホっ!とか思ったのですが、これなら一問一答でも大丈夫ですよね!

しかも理由付けを一旦は抽象化しているわけですから応用がききます。
例えば抽象化された理由付けが債務者保護なのであれば、形式的には規範に該当しても、実質的に債務者保護にならないのであれば、その論証は妥当しませんよね。というわけで、(論証部分については)いくらひねられても大丈夫ということになる(気持ち程度だとは思いますが)。
いろいろひとつの論証から少し違ってケースを想定して仮想あてはめみたいのもやってみるのもいいかもしれません。

以上ですが、わからないことがあれば何でも聞いてください。とはいっても所詮は覚え方のひとつなので、適当な部分もたくさんあっていいんだと思います。要は理解して覚えればいいんです。

2008年8月15日 (金)

論証の記憶(おっと)

論証や答案の中でよく見られる「もっとも」という接続詞を「おっと」に変えると、少し笑えます。

試しにお手持ちの論証で確認してみてください。
くだらないですね、はい。

なんか感情に訴えると覚えやすくなるらしいので、もしかしたら使えるかもしれません。

2008年7月 3日 (木)

勉強のやり方

今日は勉強のやり方について書きます。出来れば週に一度くらいこのネタで延々と書き続けたいと考えています。

勉強を効率化・合理化するための大原則として、私が思うのは、いま何のために何をしているかを意識することだと思うんです。そうすれば自然と勉強が合目的的になってくると思うんです。

基本書を読んだほうがいいとか、判例を読んだほうがいいとか、判例百選はやらなくていいとか、そういう議論がありますが、あまり本質的なものじゃないと思うんですよね。何のために読んでいるのかを強く意識していれば、どんなものだって役立つと思うんです。もちろん合格に。

どんなテキストだって向き・不向きがあります。

例えば、柴田先生のレジュメは単語しか書いていないので早く・効率的にやりたいときはとてもいいですが、じっくり考えたい時はとても不向きです。その点、基本書は考えるいい素材になります。しかし、基本書は司法試験に向けて書かれたものではないので、試験には不要なところがたくさんあるわけです。ですから、漫然と基本書を読むのは非効率といえます。

ただ、自分では択一対策に判例を読み込むがのいいと思っていてもそれが間違っていることもありえます。これは覚える知識だと思っていても、実は考えればわかるし、考えて解くべき問題だったということもたくさんあります。ですから、何でも自分で考えるのではなく、予備校の指導に従うことも必要です。むしろ予備校の指導を基本において、学習すべきだと思います。何十年ものノウハウがそこにあるわけですから。

ここで注意したいのは、両者は対立概念ではなく、予備校の指導に従うにしても、常に自分はなぜこの行動をとっているかということを意識するべきです。

どういうことかというと、例えば、予備校が論証を覚えろ、と言うのなら、素直に覚えます。覚えるか覚えないかを自分で考えるのではないのです。覚えるときに、何のために覚えるのかを考えながら覚えるのです。

論証を覚えるのは論文で書くところです。覚えていないとかけないから、覚えるわけです。そう考えますと、条文に書いてあることは少なくともフレーズ単位では覚えなくてもいいことになります。覚える順番も、ここを書けなきゃおわってるな、という部分を覚えることになります。

民法では要件・効果が大切だと思って、改めてテキストを読み返したとします。

ところが、すっかり忘れていたところが山ほどあるので、逐一復習していくうちに何をやっているんだかよくわからなくなって、テキストの隅から隅まで全部読んでしまった。これでは当初の目的は達成されていません。もちろん、忘れたこと復習するのは大切ですが、要件・効果を覚えるためにテキストを読んでいる以上は、要件・効果以外は不要とみなして復習すべきなんです。漫然とテキストを読むのはよくないとわかっていても、結果として漫然と読んでしまうのはこういった原因があると思うんですよね。

先ほどの例で、わからないところを放置するのはよくないのではないかという意見もありましょう。もし、そう思うのなら、一端、目的をリセットした上で別の行動をとるべきです。とりあえず勉強しているんだから、何かはプラスになるだろうと思っていては効果も出ないと思うし、出たとしても試験間近で自分が今まで何をやってきて、何ができて、何ができないのかというのが全然わからないと思うんです。

それに、具体的な目的を意識することで目的に適っていないものは、すぐに違うものに変えることができます。参考書の浮気はよくないといいますが、いまの目的に合致していないのならば、どんどん変えるべきです。用途別に参考書があるのなら、それはそれで全部が中途半端におわったのではなく、全部を部分的に使い込んだというべきです。

そんなわけで、是非、自分が常に何のために何をやっているかを意識してみるといいと思います。常に、というのが大切です。常に、というのは毎日とかではなく、30分に1回、数ページめくるたびに、休憩のたびに思い返すということです。

勉強のコツとして、そんなもんかと思ってくれたら幸いです。何もこれが絶対というわけでもないし、私が物凄い結果を出してるわけでもないし、小市民の知恵だと思ってください。

2008年3月 9日 (日)

覚える技術

役に立つかどうかはわかりませんが、普段私が暗記をするときにやっているやり方を紹介します。
一時的に暗記する際に有用です。

例えば事前抑制の例外の規範を覚えたいとします。
判例に従うのでしたら、

「表現内容が真実でなく、又はそれが専ら公益をはかる目的のものでないことが明白であって、かつ被害者が重大にして著しく回復困難な損害を被る虞があるときは、例外的に事前差止めが許される」

これを覚えるわけですが……。

①意味と構造を確認する
要するにすごく仕方がないなら事前差止めができるということですよね。
構造としては真実でないor真実だけど迷惑な時に二分することが可能です。

②覚えなくていい部分を探す
最後の「例外的に~許される」は覚えなくていいですよね。
そのために規範を立てているのですから、こんなところは覚えなくてもいいはずです。

③覚える(①・②はできなかったら、いきなり覚えるのでここからです)
(ⅰ)五個以内の文節に区切る
(ⅱ)区切った部分を各指に対応させて覚える
ex.
①表現内容が
②真実でなく、
③又はそれが専ら公益をはかる目的のものでないことが明白
④かつ被害者が重大にして著しく回復困難な損害を被る虞がある
①から親指で今回は④までですから薬指までです。
まず親指を見つめながら①を暗記します。これを最後まで繰り返す。
全部言おうとしてつまったところがあったら、その指を抜かして次に行く。
そして最後に残った指が思い出せた文脈から推測する。ダメなら諦めてもう一度覚えなおす。
これを2~3回繰り返せばどんなものも一時的には暗記できます。
あとはひたすら何度も覚えるだけです。

これは結構オススメです。
一時的に覚えたらマメに思い出すことが大切です。
寝てる時に思い出せなかったら、頑張って電気をつけて覚えなおす。
電車に乗っている時に思い出せなかったら、鞄からテキストを出して覚えなおす。

特に通学でカリキュラム上、何度もまわせないような人は一回、一回が貴重ですから一時的にでも覚えておくといいんじゃないかと思います。
私のように通信でしたら、こんな面倒くさいことはせずに何度もまわして、その文字に馴染んできたところで、このやり方をとどめを刺すという感じがいいと思います。いいっていうか楽です。


今日は憲法を勉強している夢をみました。
夢の中で勉強しているとお得な感じがしていいですよね。
日曜日はお店がどこも混雑するのでほんの少し憂鬱です。(父親も家にいるし……)

2008年2月20日 (水)

LS合格体験記研究

ロースクールのに合格した合格体験記を読むと、誰もが言うのは「旧司法の勉強で充分です」。
しかしこれは正確には、本当は旧司法を合格したかったけれど合格しなかったからロースクールに行きました、というのが実情で、はっきり言ってしまえば在学不合格体験記に他なりません。

もっといえば、ロースクール用の講座など存在しないのですから、旧司法の講座をとってそれで勉強するしかないわけです。

もうひとつ気になるのは、ロースクールはほとんどが論文試験に対して、合格体験記に多く見られるパターンはロースクール入試に関してそれほど合理的な勉強を実践していないような気がするのです。
というのも、旧司法は択一→論文という流れがありますから初学者はまず択一の勉強をしなくてはならないわけです。しかし択一試験もそう簡単ではないのですから、結局は論文対策に行く前にロースクールに受かってしまったという人が多いのではないかという印象を受けるのです。

[合格体験記によく見られる類型]
入門講座(1年間):ろくに勉強をしなかった(ウソかもしれないけれど……)
@入門時期の答練を受ける人も多い/ほとんど書けなかったとのコメント多し。
論文講座(2年目の最初の半年くらい?):入門の復習に追われた
択一講座(2年目の秋ぐらいから):過去問とかをやった
択一本試験(3年目):話にならなかったor惜しかった
適性試験:なんとなく受けたら相応の点数だった
択一後:あわててLSに向けて勉強/ファイナル答練

こんな流れが非常に多いのですが、そう考えると論文の勉強など正味1年程度しかやっていないんですよ。
具体的には論文講座の予習と一番最初の入門答練と択一不合格後。(全部足して一年ぐらい)
一年の勉強が多いか少ないかはさておき、3年に対して1年の論文対策はやはり少ないと言うべきでしょう。
ましてや、入門期なんてろくに勉強もしていない上に、論文講座もほとんどついていけないというコメントが多いから1年もろくにやっていない……と思ってしまいます。(ホントは余裕でわかってるのかもしれないけど)

これらを読んで、ロースクールに行きたい人が合格体験記を参考にまったく同じスケジュールを採るのはあまり賢いことではありません。
例えば慶應は論文試験と択一が旧司法と同様にありますが、明らかに論文の比重が高いのです。それにも関わらず、上記スケジュールを真似ると択一に重きを置くことになり、決して合理的と言うことはできません。
過去の合格者が択一にあてた時間もなるべく論文にあて、択一の学習は最低限に抑えるべきでしょう。
ましてや自分の受験する学校が択一試験もないのなら、なおさらそうでしょう。

☆ ☆ ☆

ここで、なんだロースクールなんて簡単じゃないかと思う前に幾つか考えてみましょう。

①:択一試験が実は論文対策になっていた
同じ法学ですから、やればやっただけいいのは間違いありません。
しかし論文対策をしたほうが近道に違いありません。

②:入門期は勉強をしなかった/講義についていけなかった、がウソ
この可能性は高いので、楽な情報は全てウソをみなすことにしましょう。
おそらく勉強をしていた時期の勉強に比べ、振り返ってみるとあの頃は大してやってなかったぐらいのものでしょう。
私も受かったら、この時期は何もやってなかったとか大嘘をつくかもしれませんし(笑)。

③:実はポテンシャルが高かった
これはどうしようもない。自分がバカでないことを信じましょう。

④:択一試験を本気で受かろうとか思って真剣にやったのがよかった
私はコレかなーと思っているのですが、だらだら合理的な勉強を続けるより、多少遠回りでも死ぬ気でやったほうが能力が伸びるということは充分に考えられます。


あまり実益の感じられない考察でしたが、以上を踏まえた私の勉強をプランを提示してみます。


<入門期>
[合格者]
1年かけて、あまり勉強しない
[そこで]
DVDで一気に三ヶ月で見てしまう。どうせ合格者も勉強していないのだからこんな無駄な時期は一瞬で終わらせるべきです。
[実際(私は)]
私もDVDで一瞬で済ませました。

<論文講座期>
[合格者]
入門の復習は終わっていないので必死に予習
[そこで]
提案①:自分のペースで見ることのできるDVDを選択し、論文講座1コマの予習に必要な入門期の勉強をやる(例えば論文①回に必要な予習が入門①・②に該当するならそこを一端復習してから論文①の講座をきく)

提案②:12ヶ月から入門DVDに使った月をひいて、残りを復習にあて、合計で12ヶ月になった時に論文講座をとる
[実際(私は)]
形式としては②ですけど、論文講座をとる気はあまりないです。
私は入門講座が終わった後は問題集の問題を解くのに必要な範囲で入門講座のテキストとかを見直したりしました。

<択一講座期>
[合格者]
択一の勉強をしている
[そこで]
論文の勉強をもう一回する。
答練を受けてみる。
他の予備校の論文講座を受けてみる。
適性試験の勉強をする
問題集をひとつ潰してみる。    などなどが考えられます。
[実際(私は)]
まだその時期ではありませんが、適性試験の勉強をするつもりです。

この計画の危ないところ。
×計画自体に余裕を作ってあるので必死さが生まれないかもしれない
(論文対策を何回もやれるようになっている反面……)
もっとも、そんな根性論を持ち出すぐらいなら今すぐ次の短答でも何でも申し込んで必死にやればいいのであって、計画の段階から火事場の馬鹿力を期待しているようでは計画倒れが見えているというものです。

×ロースクールの択一で足きりに遭う可能性がある
こっちが大問題ですが、考えられる対策としては……
①択一のある学校は受験しない/適性に賭け、国立単願
②ひとつだけ問題集をやる
③過去問だけ潰しておく
④入門講座で択一プロパーの知識もきちんと見ておく
ぐらいが考えられます。
私は①&③の併用でいこうと思っています。(択一の重要度の低いところや、論文のみの学校を織り交ぜておく)


@こんな感じでどうでしょうか。

今日は4時に目が覚めてしまったので、長い記事を頑張って書いてみました。
合格しますように!(@現在勉強をはじめてもうすぐ一年が経とうとしています)

2007年12月15日 (土)

答練にあわせて

答練を受けるメリットは①答練を締め切りとして必死に勉強ができる②実戦演習をつむことできることだと思います。(機械的合格法を参考にしています)

私は①の方にすごく納得したので、この勉強法を部分的に取り入れることにしました。
予備校のパンフレットを貰ってきて答練のスケジュールだけを見るのです。
入門講座をはじめて半年の私では答練なんてどうせ解けないし、その範囲もおそらくこなせないと思ったのです。だって前期A型答練をみても6月~10月の四ヶ月の間で六法まわすんですよ!
というわけで、まずは答練にあわせて範囲をまわせるようになる能力が必要だと思い、答練の範囲にあわせて勉強をはじめたのです。
やってみればわかるのですが、それが結構大変なんです。しかし、ある程度知識がついていれば(その科目を二周ぐらいさせていると)なんとかついていけることができます。
ここまでいけば答練を受講して演習をひたすら繰り返すことができるのです。
(私は6月からそうする予定)


まとめますと、
ⅰ)答練をたくさん受けることが合格に必要らしい(一行目の①と②より)
   ↓
ⅱ)答練のメリットを活かすには、少なくとも答練の範囲の勉強をしなくてはならない
   ↓
ⅲ)答練の範囲ぐらいはまわせるような能力を持っていなくてはならない

というわけでⅲ)の努力をしようという話です。
スピードを意識して勉強すればⅲ)の能力はすぐに身に付きます。
そのためにも入門講座はなるべく早く終わらせた方がいいと思います。つまりは自分のペースで選べる通信や個別ビデオが望ましいということ。


それから、答練を受ける時期になったら②のメリットを活かす為にもたくさんの答練を受けるべきです。
忙しいのなら週に1回でいいかもしれませんが、週に2回ぐらい受けられた方がいいと思います。論文試験という試験形態そのものに慣れる必要もあるし、何より試験まで時間がないので受けられる時期に受けなくてはならないと思うのです。(受験直前は適性だとかPSとか面倒くさいことがあると思うので)
それに答練なんて2時間で終わるのですから、週に2回あったとしても4時間しか拘束されません。答練の範囲がかぶっているようなものを選べば勉強する範囲が倍になるわけじゃありませんから、それほど大変ではないと思います。(ただ、もしかしたらぴったり範囲のある答練はないかもしれません……)


まあ、今の段階では妄想かもしれないのでとりあえず書いてみただけです。
計画が頓挫したら頓挫したで、その理由を書いておくので、参考にしてもらえたら幸いです。

論文講座? いらないっしょ、そんなの(笑)。

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